寒い季節の着物を美しく楽しむために｜冬の装いとやさしいお手入れ❄️👘

2025年12月01日 10:36

こんにちは。

きものクリーンアートよしだです。

しんと冷たい空気が心地よく感じられる冬。

落ち着いた季節の中で着物をまとうと、より凛とした美しさが引き立ちます。

寒い季節ならではの装いの工夫と、お着物を大切に守るためのお手入れについて、やさしくご紹介いたします。

冬を楽しむ着物の装い

寒い季節は、素材の温かみや重ね着の美しさが映える時期です。

ウールや真綿入りの長襦袢、あたたかい素材の肌着を重ねることで、防寒しながらも着崩れを防ぐことができます。

また、羽織・道行コート・道中着などの冬の和装コートは、装いを引き締める大切なアイテム。

えんじ・深緑・紺など、落ち着いた色を選ぶことで季節の趣が生まれます。

手袋やショールなどの小物を合わせれば、寒さ対策とおしゃれの両方が楽しめます🍂

冬は湿度が低く、静電気や乾燥によって繊維がダメージを受けやすい季節。

さらに、暖房による汗や乾燥に気づかず、後からシミや変色となって現れることもあります。

特に絹の着物は乾燥に弱く、静電気がホコリを引き寄せやすいため、着用後のお手入れが重要です。

着用後は、着物ハンガーにかけて風通しの良い場所で陰干しをしましょう。

冬は湿気が少ないとはいえ、体温や暖房による汗が残ることがあります。

1日ほど陰干しすると、生地の負担を抑えながら湿気を飛ばすことができます。

ホコリがついている場合は、柔らかい布で軽く払う程度に。強くこすると繊維を痛めてしまうため注意が必要です。

シミや汚れが見える、あるいは「もしかして…？」と感じる場合は、無理に触らず専門店にご相談いただくのが安心です。

冬の着物時間は、落ち着きと凛とした美しさを楽しめる特別なひとときです。

その一方で、知らない間に負担がかかりやすい季節でもあります。

きものクリーンアートよしだでは、お着物の丸洗い・シミ抜きはもちろん、素材に合わせたやさしいケアをご提供しております。

大切な一枚が、次の季節も美しく輝き続けるようサポートいたします❄️✨

着物のことで気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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