着物の虫干しはどうすればよいのでしょうか?
虫干しとは 湿気の少ない時期に着物を箪笥から出し日光が当たらない様にして着物のハンガーに掛けて干すことをいいます。
もし、これが難しければ、タンスの中にしまったまま、着物がしまってあるタンスの引き出しを一段ずつ開けて換気をします。
時間は一時間から二時間ぐらいが目安となります。この作業をするだけでも大体の着物の湿気を取り除くことができます。
お気軽にご相談ください。
着物を湿気の多い所に置かないことが一番の対策です。
また、一年に一度は虫干しをすることをおすすめいたします。
タンスには、除湿剤入りの着物用除湿シートや着物保管パックなど、昨今は色々と工夫された物がありますので、お気軽に相談ください。
着物の丸洗い・クリーニングとはどのようなことをするのですか?
どちらも同じ意味合いで、いわゆるドライクリーニングです。
全体的なちりや汚れを落とすためのドライクリーニング機を使ったクリーニング方法です。
お気軽にご相談ください。
着物を機械で洗うのは着物が傷まないか心配です。
通常の丸洗いやクリーニングは溶剤の温度により金彩加工が状態によりまれに剥がれることがあります。
また刺繍柄や金駒加工も傷める恐れがありますのでそう言った場合には機械を使わず全て手作業での昔ながらの上洗い(京洗い・生洗い)をお勧めしています。
手間は掛かりますが高価な着物、大事な着物にはより安心安全な上洗いをご希望下さい。
豊富な経験がありますので、リスクがあるお着物に関しては事前にお伝えしますので、ご安心ください。
丸洗いやクリーニングをすれば、汚れやシミもきれいになりますか?
着用汚れは程度により、また汗のシミは水溶性のため丸洗いだけではきれいには落ちきれません。
衿や袖口などはしっかり汚れを落とし、汗は汗抜きやしみ抜きを併用することできれいに保管でき、安心して次回も着用していただけます。
お気軽にご相談ください。
染み抜きだけをお願いすることはできますか?
もちろん承ります。
染み抜きについては、実際のシミを見せていただいた上でお見積りいたします。
お気軽にご相談ください。
全体にカビが生えて、白い斑点模様になってしまいました。直りますか?
白カビですね!直ります。
症状が軽い場合は、全体をカビ落とし洗いをし、部分的なカビ残りの処理をします。
カビがひどく、カビ落とし洗いでは厳しい場合は、解いて洗い張りをした後に残るカビの処理をします。
お気軽にご相談ください。
同じタンスにしまわれた着物には、保存条件が同じなため、カビが繁殖している可能性がありますので、カビ落としする必要があります。
また、次にしまわれる時は、タンスのカビ対策も忘れずにしましょう。
お気軽にご相談ください。
長期間タンスにしまったままの着物は、一度洗ったほうがいいですか?
もう着ない着物が沢山あるのですが?
先ずは、着物に優先順位を付けましょう。
「大切な着物なのかどうか」「必要なのかどうか」「着るのか着ないのか」を仕分けすることが大事です。
活用方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談下さい。